画像診断(CT・MRI、消化管造影、尿路造影、超音波)
画像診断は研修期間中に24ヶ月の研修を予定しています。
数多くの検査を通して、各疾患・各領域での画像解剖・病態・鑑別診断について勉強します。画像診断研修では経験すべき疾患の検査数についての基準は設けていませんが、研修期間で充分量の読影研修ができます。読影室の書籍やインターネット環境は、学習をサポートします。画像診断の知識はIVRや放射線治療の基礎でもあり、もっとも長い研修期間を設定しています。
核医学
核医学は研修期間中に8ヶ月の研修を予定しています。臨床核医学の研修以外に、放射性同位元素の安全取扱い、画像処理や画像解析などについても学びます。
IVR(インターベンショナルラジオロジー)
血管造影IVRは研修期間中に8ヶ月程度の研修を予定しています。期間内の経験手技数は、診断血管造影(120件)、血管塞栓術(50件)、血管形成術・ステント留置(15件)、CT下生検(30件)、ドレナージその他の非血管IVR(15件)を予定しています。
放射線治療
放射線治療は研修期間中に8ヶ月程度の研修を予定しています。
放射線治療専門医に必要とされる到達目標に示された照射法に準拠し、列記された疾患のうち、最低50例以上の治療計画作成および照射中の定期的診察にあたります。
2.指導体制
教授/1名、教授(員外)/1名、准教授/2名、講師/3名、助教/6名および兼任講師(若干名)
3.研修方法
CT・MRI検査読影・消化管造影・尿路造影・超音波読影、核医学検査読影、血管造影IVR、放射線治療の各部門を、指導医と共に研修します。すべての業務をサポートし直接指導を行います。
4.具体的な研修内容
*研修期間中の4年間は診断、核医学、血管造影IVR、治療の4分野を平等にラウンドします。
*1日の研修時間は病院の診療時間とします。診療時間外は自己学習の為の時間とします。血管造影IVR部門と治療部門では、研修の一環として当該部門研修期間の宅直制度(オンコール体制)があります。
*月1回の朝カンファレンスで自己学習成果を発表します。
*研究日として週1日が与えられます。当直業務の開始後は当直明けの半日を自由時間とできます。
5.研修の流れ
入局1年目
それぞれの部署を短期間ローテーションし、放射線科医として日常業務に参加できる最低限の技術、知識を習得します。
1) 一般画像検査、造影検査の適応、検査手技、読影実習
2) 緊急症例の読影の補助
3) IVRの適応、基本的手技実習
4) 核医学読影
5) 治療患者診療参加
入局2年目
診断技術、治療方針、治療に実際に参加し、担当します。
1) 一般読影、一般画像検査手技、読影実習
2) 核医学読影
3) IVRの適応、一般的手技実習
4) 治療計画実習
入局3年目(専門医認定試験前)
より専門的な診療へ参加します。基礎的知識・技術の再確認をし、専門医認定試験の準備を行います。
1) 一般及び特殊画像診断手技、読影実習
2) IVRの適応、一般的手技実習
3) 放射線照射計画への参加
4) 核医学特殊検査担当
入局3年目(専門医認定試験合格後)〜5年目(専門医試験前)
専門医認定試験合格後は、希望する分野を重点的にローテーションすることができます。すべての分野をローテートすることも可能です。
1) 部門チ−フの指導下で専門性を高める。
2) 学位論文を作成する(大学院生)。
3) 希望により海外または国内の留学を検討する。
入局5年目(専門医試験合格)以降
専門医二次試験合格後は、昭和大学またはその関連施設で後輩の診療、教育を指導します。
6.研究
自分の希望で興味ある部門より選ぶことができます。?
7.患者受持ち
治療部門では患者の受持ちがあります。外来では照射治療の患者の経過観察を行います。研修中はスタッフとともに入院患者の主治医となります。?
8.当直業務
平日当直は、2週に1回程度です。
土日・休日当直は、年間10日程度です。?
9.カンファレンス等のスケジュール
朝カンファレンス担当は、月に1回程度です。?
10.研修成果
1980年以降、放射線科専門医試験に全員合格しています。